10:05~10:45 集会所で行われた、株式会社コア 濱田 泰さまによるオープニングセッション「『山口県✕クリエィティブ=元気』の方程式」のレポートです。
わたしが、前職で大変お世話になった濱田さん。濱田さんがいなかったらWebの人にはなってなかったし、濱田さんがいなかったら途中で諦めてたし、濱田さんがいたから今の自分があります。
そんな濱田さんが、オープニングセッションをしてくださるなんて!嬉しいし緊張するしうまく喋れないしでテンパっていました(笑)
セッション概要
クリエイティブ業界の活躍の場は、街の経済規模と比例すると言われてきた。大きくて元気な街にクリエイターは育つのが歴史であった。しかし、山口県には、他県に無いようなクリエイターの育ち方が実現してきている。そして新しい時代の先取りになる気がする。
濱田さんの歩み
濱田さんがこうしてご活躍されるようになるまでのお話。はじめてお聞きしました。大村印刷株式会社に入社後すぐに株式会社コアを設立されたこと。わたしが濱田さんに出会った頃はまだ、大村印刷株式会社デザイン部の部長をされていましたが、現在はデザイン部を離れ、大村印刷株式会社の取締役と株式会社コアの代表取締役社長を兼任されています。
一般社団法人山口県デザイン協会
山口県で、「デザイン」という仕事を育てたくて、「山口県デザイン協会」を設立されました。(設立時のメンバーの一員でいらっしゃいます)
山口県には大きな都市がなく、大都市に比べたら「デザイン」という仕事がまだ少なかったり、仕事があったとしても、出来る人が少なかったそう。それならば「デザイン」という仕事を育てて、「デザインをする人(デザイナー)」を増やそうじゃないか!と。
先陣を切って始める人がいなければ、仕事として成り立たないですよね。
東京からみると、地方の方々のほうが飢餓感というか貪欲さ、逼迫した感じがあって真面目に取り組んでいますよね。東京は恵まれすぎて胡座をかいている状態 #ゴーハント
— RRR (@rrrdtp) 2017年10月14日
真面目にコツコツと努力を積み重ねないと、地方で生きていくのは大変なのですよね~。
デザイン・クリエイティブの活動
クリエイティブハントの活動を褒めていただきました。
私たちも、濱田さんがデザイン協会を設立した時と同じような気持ちで、このクリエイティブハントを開催しました。
山口県でデザイン・印刷・Webなどのクリエイティブに関わる人を、この山口県で育て、山口県で活躍して欲しい。山口県内のクリエイティブをより素晴らしいものにしたい!
東京や福岡に行かなくても、山口県で学べることがたくさんあることを知っていただければ、これ以上のことはありません。
デザインは価値を生み出す
デザインナーは力がないとお仕事がもらえないし、デザイン代も貰えません。
デザインで商品の価値を引き出して、その商品が売れる…。デザインは、価値を生み出すのです。
価値を生み出す力 #ゴーハント
— κашαсη! (@pfmkawachi) 2017年10月14日
デザインは人々を元気にする力がある。#ゴーハント
— クリエイティブハント山口@10.14 (@CREATIVEHUNT35) 2017年10月14日
確かに、わたしも商品を選ぶ時にパッケージのデザインを見て決めることがあります。商品のデザインもそうです。同じ機能の商品でもよりデザインが良いもののほうが、不思議と機能面でも優れているように見えますよねぇ。
課題を発見して、解決する
山口芸術短期大学のパンフレットのお仕事をした時のお話。
パンフレットに掲載するために写真撮影を試みましたが、古い社屋は全然絵にならなかったそうです。その旨を責任者に伝えたところ、たまたま建て替えを考えていた学長と話が合い、そのまま建て替え工事のデザインコーディネーターを請け負うことに。
当時はインテリアや建築、サイン計画などやったこともないし、知らないことだらけだったけれど、課題を発見して解決してくことで、より良いコーディネートが実現したそうです。
今では、山口芸術短期大学だけでなく学校法人宇部学園の全学校の建て替えを担当されています。セオリー通りの設計士は提案書を持ってくることもなく、設計書をただ作ってくるだけでしたが、濱田さんは違いました。インテリアやサイン計画もトータルコーディネートで、クライアントさんのハートを射止めたのですね。
まとめ
オープニングから、たくさんの方に参加していただきました。
たくさん来ていただいてうれしいですね#ゴーハント pic.twitter.com/7yUTOT5N22
— クリエイティブハント山口@10.14 (@CREATIVEHUNT35) 2017年10月14日
大好きな濱田さんの貴重な貴重な基調講演。たくさんの方が聞いてくださったことが嬉しいです。
そして、濱田さんが最後に言ってくれた「ぜひ若いみなさんとコンペでぶつかって戦いたい」という言葉。しびれましたね?
戦うためには、同じ土俵へ上がっていかなくてはいけません。若いみなさん。共に頑張りましょう!
そして、セッションを引き受けてくださった濱田さん、本当にありがとうございました。濱田さんと一緒にお仕事をする日がやってきますように。
レポーター:ちゃんなる
ほんと、大好きなんだよね。みんなのこと。気持ち悪いとか言わないで〜 #ゴーハント
— ガロねえ。🌰10.14 くりごはん炊く (@narugaro) 2017年10月16日