概要
山口で活動する若きクリエイター
今回は山口県で活動中の若手フリーランスデザイナーであるりおたさん、コサカダイキさんにデザイナーとして活動するに至った経緯、フリーランスデザイナーとして働く苦悩を話ていただきました。
りおた さん
スポーツイラストレーター
地元のデザインの専門学校在学中に偶然、出版社にイラスト作品集を見てもらったことをきっかけにイラストレーターとなる。
その後はイラスト業と並行しながら卒業後広告制作、のバイト1年間を経て、22歳でフリーランスイラストレーターとして独立。
以降、サッカーイラストなどスポーツ選手の似顔絵イラストを描く機会が増え、『スポーツイラストレーター』と称するようになる。
りおたさん↓
https://www.riota-illust.com/profile
コサカダイキ さん
去年8月に五年間務めてきた会社を辞め独立。
某車メーカーの製造部で働いていたが、入社5年目にて、周りの環境、絵の世界からの衝撃を受け、再び絵の世界への夢が再熱。
乗り物が好きで描き始めたイラストを中心に長年の夢だった絵の仕事をするためにフリーランスイラストレーターとなる。
コサカダイキさん↓
https://atelier-kosaka.com/プロフィール/
二人とも幼少期から絵を書くことが好きで、漫画家になりたかった時期もあるという
仕事の獲得
二人のこれまでの仕事の探し方、苦悩について、話してもらった。
りおた さんの仕事獲得方法
- ポートフォリオをまとめて企業に持参
- 得意な似顔絵を活かし、一般の人へ絵を描いた
- ひたすらフェイスブックのフォロワーを増やし、積極的にコミュニティーに参加
これらの活動が実を結び、息の長いパートナーと出会い、長く付き合っていくことで、自分のブランド力を上げた。そして、地元企業からの仕事をもらうようになった。
最近の仕事事情
遠距離の仕事に関しては値段交渉、絵描き以外の仕事をマネジメント会社に委託。
ダルビッシュ×りおたの個展
コサカダイキさんの仕事獲得法
- ネットでイラストレーターになる方法を検索
- 色々なコミュニティに自分のことを知ってもらった
- 自分のイラストが使える、合う出版社を探し、売り込みに行った(自分の需要)
独立後の苦悩
一人で営業に出るのが辛い
しかし、念願の個展を開催 乗り物×水彩画
二人の共通点
- やる気が先行
- ネット、SNSを用いてセルフブランディング、情報収集
- 自ら動き、コミュニティを拡大、繋がりを作る
- 二つの好きなことを合体
展望
二人のこれからの展望について
りおた さん
- グッズやメインビジュアルで多くの人に見てもらえるアーティスト
- 大きい規模の個展
コサカダイキ さん
- デジタル主流の中で、アナログな手法を突き詰める。
- イラストレーターとアーティストの間
最後に
セルフブランディング
今回二人の話の中で多く考えさせられたのがこの言葉である。最後に二人に共通する考え方について
- 多くのお金、時間を費やしてでも、新しいコミュニティー、人との繋がりを大切にすること。
- 自分の個性、強み、相手の要望を理解すること
- 自分のインパクトのあるキャッチフレーズ(宣材写真、画風、感性)を作り、他人に目を止めてもらう
今回二人のイラストレーターになった経緯、それを実現させるための苦悩を聞かせていただきました。
大切なことは人と人とのコミュニケーションが大切であり、自分を知ってもらうためのキャッチフレーズを持つこと。
それは無難なものではなく、必殺技になるようなものがいい、印象を与えるための、ぶっ飛んだもの。
レポーター
山口大学4年堀川が担当させていただきました。
自分はものづくりが好きです。
まさに今回のセルフブランディング、コミュニティー、自分の強み、要望についての話は、これからの自分の生き方を見直す、見据えるためにとても参考になりました。りおたさん、コサカダイキさんありがとうございました!!!
堀川
https://www.facebook.com/Yukiilly