こんにちは、山口大学工学部知能情報工学科3年生のcuresevenです。
teamLabインターンを経験、現在(2017.10.15)YCAMインターン生。次の春から就活で、Webアプリケーションエンジニアになるために、勉強会などに積極的に参加し知見を溜めているところです。今回は初めて主催側で勉強会に参加しました。
セッション概要
クリエイティブハント山口@山口大学午後1コマ目12:40~、経済学部103講義室渓谷ステージのスピーカーは子持ちの女性ワーカー2人。
Yamaguchi DTP Bee 穴田ゆみ子さん、Wordbench 山口 村上直子さんでした。たくさんの女性ハンターが参加し、一緒に手を動かしながらワークライフバランスをハントするにはどうすれば良いか?を考えました。
写真左:スピーカー Wordbench 山口 村上直子さん
写真中央:スピーカー Yamaguchi DTP Bee 穴田ゆみ子さん
写真右:筆者 cureseven
ワークライフバランス
仕事以外に、生活の中の要素として家事、子育て、介護、趣味などがあります。ワークライフバランスをとるということは、それらを均等なステータスに割り振るのではなく、自分の理想の割り振りができているということです。
理想のバランスは人それぞれで、子供のことをしっかりみてあげたい!第一線で仕事をしていきたい!仕事は最低限お金がもらえるくらいで留めて、趣味に生きたい!など様々。人それぞれに理想がある一方で、現実はそれとマッチしない人が多いようで、参加されたハンターのみなさんは「ワークライフバランスを取れていますか?」の問いに自信を持って手をあげられなかった様子でした。
内閣府の示すワークライフバランスの定義には、人生の要所要所で働き方を選択できる。という内容も入っています。
なぜワークライフバランスが取れないか
自分でコントロールできるならバランス崩壊するわけないじゃないか。仕事のタスクが増えたり、子供の行事ができたり、病気になったり、それは突然訪れます。かつ、自分で取捨選択できる権利がない場合が多いのです。私たちは、与えられたタスクの中でワークライフバランスをとる必要があります。
コントロールは工夫次第
ツールをうまく利用しよう
SNSなどのサービスを利用すれば、人との繋がりを利用できるかもしれません。タスク管理サービス、ネット学習をサポートするサービスもあります。
子供に家庭の仕事を荷担させる
子育て・家事をうまく回していくために、ご飯を炊いてもらうなど子供にも協力してもらうことができそう。
大人も勉強したい
学生ではない人たちは学ぶものを与えられないので考えが狭くなりがちです。自ら動くことが大切。山口県内にも勉強会がありますのでぜひ勉強会を利用しましょう。Yamaguchi DTP BeeはDTPに関する勉強会、 Wordbench 山口はWordpressに関する勉強会、やまぐち若手デザイナー勉強会(YWCD)はデザインに関する勉強会を行なっています。私はconnpass、dots.などで勉強会の情報を得ています。
働き方を選ぶ
- 正社員
- 契約社員、派遣社員
- パートタイム、アルバイト
- フリーランス、自営業
- 兼業、副業
- リモートワーク、テレワーク
フリーランスはある意味仕事をコントロールするための最強の手段だと言えますね。
正社員として働くか?パートやアルバイトをするか、副業、兼業をしてみる。など、働き方の選び方次第では、そのほかの時間をたくさん得られたり、仕事がメインの1日になったり、収入を十分に得ることができます。
制度を活用しよう!
- 産休、育休
- 保育所、病児保育
- 介護休暇、看護休暇
- 「トライアングル支援」
病気を持っている方が主治医と、勤務先の契約している医師との3者で相談しながら治療しながら働くことを支援する制度。参照:『働き方改革実行計画書(概要)平成29年3月28日 働き方改革実現会議決定』
道具を利用しよう!
乾燥機は働く女性の強い味方!時間を買う、という選択肢もありそうです。
マインド面にも気を使おう!
頼れる人を頼って自分を大切に。自分から言えなくても、手伝おうか?と言われたら強がらずに素直にお願いしちゃおう!
諦める、という選択肢もある。
みなさんが困っていること
事前にWebアンケートをとり、何に困っているかを30人に聞いてみた。
長期休暇の子供をどうするか?学童保育は6年間しっかり見てくれるので利用しよう。大人がみてくれる環境は安心です。公務員の場合、育児休暇は子供1人につき3年取れます。
アンケート結果は後日クリエイティブハントというブログに掲載します。詳細はそちらにてご確認いただけます。
自分の問題を解決してみよう
ワークライフバランスを考えるために、シートとカードが配られ、それぞれの問題点に対し解決する手立てをカードに書いてある手立てから考えました。
自分の現状と考えた解決方法を隣の人と話し合って共有しました。介護が必要な人、子育てがあるひとなど様々で、想定以上に多くのタスクを抱えている方が多い印象でした。
盛り上がった。自分の困りごとを訴えるとともに、人の境遇と擦り合わせて考える機会になりました。
まとめ
ワークライフバランスは働くすべての人にとって人生の大きなテーマかと思いました。
たくさんの、特に女性ワーカーのハンターが多く参加し、真剣に自分のワークライフバランスを乱している問題と向き合う会になりました。
普段耳にしないような制度についてのお話がありました。
知らないだけで実はたくさんのサポートのための制度があって、知っていればもっと楽になるんじゃないかと思いました。「こんな制度があるよ」の共有をうまく行っていくツールがあればいいなと思います。
困りごとがシェアできて、発散の場になったと思いました。
抱え込まないためにもこういう機会をたまに儲けることが大事かと思います。
私は就活を控えており、ワークライフバランスを考えた上でどう働くかを決める必要があると感じました。
幸運にもまだ仕事を選べる立場であるので、何に重きをおく人生にしたいかをしっかり考えたいです。
クリエイティブハント山口にお越し下さったみなさま、そしてスピーカーの穴田さん、村上さんありがとうございました。
セッション資料
レポーター:キュアセブン
キュアセブン という名前は気に入っていて、ほかにキュアセブンというモノがないから検索に引っかかりやすいしキャッチーで覚えやすいからいい
英語にした時cureseven丸っこい印象で可愛い— キュアセブン (@cureseven) 2017年9月26日